フロントエンド演習(JavaScript)
このチュートリアルに必要なもの
caution
このチュートリアルを行うには、以下のアプリやプラットフォームをインストールする必要があります。
- Node.js
- VS CodeやWebStormなどのエディター
JavaScriptファイルの実行方法
まず、以下のJavaScriptファイルをローカル環境に作成します。
increment.js
// numに数値を代入
const num = 999
// 引数に1を足して返す
function increment(num) {
return num + 1;
}
// numにインクリメントして、ログ出力
console.log(increment(num));
このプログラムは引数をインクリメントして返すだけのものです。
これを以下のコマンドで実行します。
$ node increment.js
1000
コマンドライン引数の取得
コマンドライン引数の渡し方
以下の通り、実行コマンドの後ろに、コマンドライン引数をつけて実行します。
$ node test.js aaa bbb ccc ddd eee
コマンドライン引数を受け取り方
C言語などでは、aaa
はargv[0]
で取得できますが、Node.jsではargv[2]
となります。
取得するインデックスの場所
インデックス | 内容 |
---|---|
0 | node |
1 | test.js |
2以降 | コマンドライン引数で渡される値 |
コードでの受け取り
process.argv[int]
で値を受け取ります。
argv
だけでなく、process
を忘れないようにしましょう。
test.js
for(var i = 0;i < process.argv.length; i++){
console.log("argv[" + i + "] = " + process.argv[i]);
}
argv[0] = node
argv[1] = /workspace/test.js
argv[2] = aaa
argv[3] = bbb
argv[4] = ccc
argv[5] = ddd
argv[6] = eee
シンプルな受け取り方は以下です。
// hogeに意味はありません
const hoge = process.argv[2]
console.log(hoge)
演習
基礎を参考にし、以下の演習を実施してください。
数値と文字列を出力
11
,10
,5
,Hello!
,samurai
と記号・関数だけを用いて、以下をログに出力してください。
$ node logOutput.js
15
5
50
2
1
Hello! + samurai
Hello!samurai
条件分岐
コマンドライン引数が、ネコ
の場合はペットはネコ!
をログに出力してください。
コマンドライン引数が、ネコ
以外の場合はペットはネコじゃない!
をログに出力してください。
$ node pet.js ネコ
ペットはネコ!
$ node pet.js 犬
ペットはネコじゃない!
繰り返し処理
繰り返し処理を用いて、以下をログに出力してください。
$ node loop.js
1回目の処理
2回目の処理
3回目の処理
4回目の処理
5回目の処理
6回目の処理
7回目の処理
8回目の処理
9回目の処理
10回目の処理
FizzBuzz
コマンドライン引数が、100以下の場合は数値とFizzBuzz
をログに出力してください。
コマンドライン引数が、101以上の場合は100以下を指定してください
をログに出力してください。
$ node FizzBuzz.js 16
1
2
Fizz
4
Buzz
Fizz
7
8
Fizz
Buzz
11
Fizz
13
14
FizzBuzz
16
$ node FizzBuzz.js 101
100以下を指定してください